原油高騰、食糧不足、サブプライムローン問題。
どう考えても、おかしくなることは見えていた。 それにしても、弱り目に祟り目とはこのことで、ごまかしは効きそうにもない。 信用のドミノ倒しで、世界を一回りしてしまった。 これまでは、中国やら中東やらインドやら、なんかそういうよくわからないところにまだ信用の源泉があった。 世界の一部でおかしくなっても、調子のいい地域がそれを打ち消してくれる。 中国経済は伸び盛りで、オリンピックへ向けてさらなる発展が、、 とかいう幻想が、根拠なく世界の信用をふくらまし、貸した金が増えて帰ってくるという幻想を維持していた。 しかし、食糧とか油とか、こういうものが世界的に足りなくなると致命的である アメリカで足りなければ、中国でもアフリカでも足りない。 当たり前だ。これがグローバル経済。 日本は金融政策で対応するとか言うが、ここは潔く次善の策を考えるべきだ。 世界経済がそう簡単に信用をまたふくらますことができるとは思えない。 その前提で、実体経済への影響を防ぐべきだろう。 思えば2年前か、アメリカのリアルエステートが絶好調とか言っていたのは、明らかにバブルだった。 日本のバブルと違う、とか馬鹿な奴らがアメリカで盛り上がっていたのだ。 もしかしたら、意図的? だとしたら、だれが寸前に逃げ出したかが問題だ。 アメリカの名だたる金融機関が偉い損失を出しているのを見ると、どうもいわゆる国際金融資本の陰謀というのも当たっていないような、、、、 ただ、食糧と油が枯渇するときに、潤滑油である信用が崩壊するというのは何かある。 経済の崩壊状態の中、飢餓に瀕した貧しい国々が捨て置かれるかもしれない。 経済がおかしくなって、救いの手をさしのべることもできない、とかいって。 今年、いったい何万人が死ぬのだろう。 最近は毎日5万人餓死している。 これが十倍くらいになるかもしれない。 すると。1千万人くらい死ぬのか? いや、億単位で死ぬかもしれない。 すると、人口は減少し始め、資源と人口、食糧生産のバランスは回復し始めるのである、、、、、
by lebendig
| 2008-01-22 21:18
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