公開?(再考)

このブログである。

公開は公開であるが、読む事を望む人がいて、初めて「公開」という言葉を使う事ができるのではないか?
だいぶ前に書いたように、このブログは2つの面から「公開」の要件を満たしていない。
第一に、存在をほとんど知る人がいない。
第二に、読む事が望まれていない。(第一を満たしてなければ当然だが。)

もちろん、満たしている条件もある。
第一に、誰でもアクセス可能である。
第二に、、、、は無い。


我々が「公開」ということで思いつくのは、例えば「公開処刑」。
北朝鮮、中国ではいまだなされていると聞く。
以前は、アフガニスタンにおけるタリバンによるその映像が「公開」されて、物議をかもした。(物議というか、反感か。)
この「公開」は、見たいものに見せる、という意味と、見せつける、という意味がある。
もちろん、見たくない者は目をつむれば見ないですむ。
しかし、「公開」という形で処刑がなされる、ということは、目をつむって関わらずにすますことを許さない。
その場に近づかず、耳を塞げばなかったことになるものではない。
私が見なくとも、様々な人が見ているのである。

処刑と処刑される人が見られる。
その場に居合わせる人々は、処刑する側に加担している事になる。
好奇の目で見たり、あるいは辱めるために見る、処刑に溜飲を下げるものがいる事を見せつける。見るという行為は、視覚情報を得るというだけではなく、社会的、文化的な様々な意味を持っている。
また、処刑される側に回る場合もある。
処刑される者に同情、共感があるならば、見る事によって精神的にはダメージを負うであろう。

これは極端なケースであるが、しかし、あらゆる「公開」にも同じ側面がある。

インターネットのメジャーな掲示板で名前や住所などの情報が「晒され」たりする。
それは、その情報を悪用する誰かに対する情報提供であり、晒された者はそのリスクを負う。
このことが通常問題視される。

しかし、それは実は重要ではない。
今日、個人情報など垂れ流し状態であり、本当の悪用は別の情報源からなされるだろう。
晒す目的は、晒すこと自体である。
先ほどの公開処刑と同じである。
見られる事、見られ得る事、それは精神的にダメージだと言ってよいだろう。

社会的な意味を持つ犯罪に対して、我が国においても「さらす」ことがなされた。
「市中引き回し」の上「獄門」である。
それは「死」ではなく、「死」をさらされる事が「刑」になっている。
社会的犯罪に対しては社会的な刑でもって処するのである。
逆に切腹は刑でありながらも社会的には名誉である。
しかし、その社会的制裁の側面が「官軍」によって悪用されたりした。
楢山佐渡は斬首刑ではなく切腹を求めた。
会津藩士の躯はなぜさらされたのか。
このような仕打ちは文化的・社会的に許されるものではなく、百年以上の社会的な恨みを残す事になった。

本題にかえる。
このブログが公開であるか否か、ということについて、一つの疑問が生ずる。
そもそも「誰」が、という事を明らかにしていないこのブログは、たとえ一万人が見たとしても、「公開」ではない。
「私」は晒されていない。
まぁ、それを逃げている、と言ってもいいかもしれないが、私と言う人間が負っている社会的・文化的な制約から自由になることが必要なのだ。
言っている事それ自体を問題にしてもらいたい、というのもあるし、それ以外のところから批判反論されても意味が無い、だから、それ以外の情報を出さない、というのもある。


しかし、公開ではない仕方で、しかし、多くの人の目にさらされたい、という希望もある。
試されたいのである。
もちろん好悪ではなく、真剣に、シリアスに。

まぁ、その方法もあることはあるだろう。
一つは、検索に引っかかりやすいキーワードをたくさん入れるという事だ。
今、どのようなキーワードによる検索が最も多いか、なんてのはすぐ調べられる。
もちろん、関係ないキーワードをたくさん埋め込んでおいても、興味の無い人がカウンターをまわすだけ。
そこを考えて何か入れておく必要があるだろう。

たとえば、韓流、地球温暖化、レクサス、亀井静香、マジレンジャー、iPod、リタリン、ピアノマン、立川談志、釣りバカ、愛知万博、TX、スターウォーズ、ブルーレイ、ほりえもん、ジーコ、阪神、テポドン、ジンギスカン、スープカレー、ブログ、CSR、東海地震、ハイアール、ガザ、曙、マツケン、ワールドカップ、石綿、ゴミ屋敷、ムシキング、、、こういうのはだめである。(これでヒットしてきた人、申し訳ない。)

そうでなくて、哲学、思想、倫理、近代、学問、大学、、、、いや、こんな単語はいくらでもヒットする。これに組み合わされる特殊な単語が必要なのだ。
しかし、ない。
なぜなら、新しい思想の模索はもはや哲学ではないし、同じく求める人もほとんどなし。
しからば、やはり、多少は偽って、無理矢理読んでもらうしか「公開」の手は無い。

もうしわけないが、やはり、無料、激安、即Get、儲かる、匿名、裏、マル秘、お宝、治った、ご利益、効く、萌え、通販、バーゲン、最新、確実、、、、こんな事も必要かもしれない。

もうすこし類縁性のあるところで、ムー大陸、UFO、オーパーツ、幽体離脱、前世、生まれ変わり、予知、予言、終末、最後の審判、黙示録、預言、地球外、宇宙人、地球人、宇宙船、異次元、四次元、怨霊、予知夢、心霊、、、、やれやれ。

まぁ、否定さるべきものばかりが、ヒットしやすいキーワードなのだった。

(ブログのタイトルの頭に「萌える」とかつけるのが一番いいのか。。。。。)
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by lebendig | 2005-08-30 00:52
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