哲学自体、ヨーロッパ思想によって制約されている。
「哲学」それはヨーロッパにしかない。 いや哲学はヨーロッパであり、ヨーロッパは哲学だ。 哲学は内容はもちろん、その本質的な形式からして制約されているのである。 テツガク者はその制約の中にありながら、真理を獲得するぞ!なんて息巻いていた。 しかし無理である。そもそも。 その真理は、ただヨーロッパ文化が形になって現れたものにすぎない。 このテツガクから脱出するのは大変である。 この重力から逃れるには、相当の脱出速度が必要だ。 とにかく、否定、批判、これを徹底し、否定自身にならなければならない。 「否定」、とりあえず否定、徹底的に否定だ。 その行為を通じて、もしかしたら本当に脱する事ができるかもしれない。 我々は何を否定すべきか、その確定があまりに難しい以上、方法的否定だ。 否定できるものは否定する。 その中に、本質的な事柄が含まれるに違いない。 こう信じて否定である。 (未)
by lebendig
| 2005-08-13 21:02
|
ライフログ
以前の記事
2013年 04月 2011年 10月 2011年 07月 2011年 03月 2011年 02月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 01月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 10月 2008年 07月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2006年 12月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 04月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 04月 2005年 03月 2004年 09月 2004年 05月 フォロー中のブログ
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||