と思いました。
何を読んでいたか、まぁそれが問題ではない。 いや、問題なんだが、一般化できる問題です。哲学全般に。 今世紀、いや、前世紀でした。前世紀最大の哲学者といえばハイデッガー。 この人以後に、まぁ、「有名」な哲学者はいるものの、それ以上の哲学者はいなくなった。 だーれも以内。 本質的な問題なんて、誰も問題にしていない。 コマコマちまちま。 おまえら、哲学やめ! つまらぬ、木っ端学者のしょぼくれ論文を祭り上げ、それについて研究論文を出して、最前線を騙る。 これが最近の哲学のトレンド。 もちろん、しょぼくれ論文はアルファベットで書かれていて、なるべく、人があんまり読んでいない、評価しにくいものです。 哲学の世界では、細かい細かい情報に通じていることが尊敬の対象になるので、つまらない、どうでもいい哲学者についてよく知っていると、それだけで評価があがるわけです。 もちろん、本当の議論が過去になかったわけでもないのだが、最近はない。 これ本当。 なにしろ、今生きてる著名哲学者なんてのは一人もいない。 最近までH.G.ガダマーていうのがいたが、業界外には無名。 結局「ハイデッガーの弟子」で売っていた。 なんかイギリスとかアメリカとかにはいるとか言う人もいるが、、はっきり言って、、そこら辺には哲学者自体がいない。 思想はあるが、文化・歴史の必然として。 誰かいる? 自分が研究対象に選んだ哲学者を買い被って買い被って、買い被りまくり、買いかぶり尽くす。 それがテツガクシャですから、なんかぞっとしないマイナーなテツガクシャの名前を出して、口をとがらせて際限なく語るはずだ。 逆に、そんな詰まらぬ論文を読まされる側では、 「このよく知らない思想家、正直知らね」なんて言ったら軽蔑されるかなー、と。 知らなくていいテツガクシャなんて掃いて捨てるほどいるんだから、知らなくていい。 知るべき哲学者はすでに知っているはずだし。 どこにも書いていない。 だから批判される可能性が少ない。 つまらなそうだからだれも研究せず、それ故に、批判もされにくい。 おそらく、こんな了見の狭さでやっているんでしょう。 だって、そんな木っ端論文、意味ありませんから。 誰も知らない横文字の名前を挙げる。 これが、欠の穴の小さい、哲学ふぇちの手ぐち。 彼らはアキバと等しく、傷つけあうことは大嫌い。 だったら、最初から門前払いをしておかなければ。 卑怯者の学問、それは哲学なのか?
by lebendig
| 2005-07-25 23:49
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